Toics4

Pingu

Report
細かなこだわりに驚く
今回私が足を運んだのは、大丸梅田店で開催されていたピングー展。友達から「良かったよ!」と聞いたので私も行ってみることにしました。ピングーって子どものころNHKで見て以来、しっかり見たことがなかったので、懐かしい気持ち・・・!子どものころを思い出すような気持ちで展示会の中へと入りました。

入ってまず目に入ってきたのは、この展示会用に特別につくられた映像。ピングーが一人で雪遊びをしているところから家族や友達がだんだん集まってきて、最後にはみんなで雪遊びをする、というものです。ピングーたちのお茶目な動きは昔と変わらず、とても癒されました。子どものころは気づきませんでしたが、これがコマ撮りでつくられているのかと考えると、どれだけの労力がかかっているんだろう・・・という気持ちになり、尊敬しかありません。

映像の隣に目をやると、ピングーのアニメに出てくる登場人物(登場ペンギンとでも言うべきでしょうか・・・(笑))の紹介が。今まではピングーと、小さいグレーのペンギンくらいしか把握していませんでしたが、お父さんやお母さんだけではなくその友人たちなどたくさんのキャラクターがいて驚きました。グレーのペンギンの名前が「ピンガ」っていうことも、ここで初めて知りました。君、そんな名前だったのね・・・!友人の名前は「ピンゴ」や「ピンギ」、「ピンク」らしいのですが、どれも名前が似ているため、私は早々に覚えるのをあきらめました(笑)。そして「ピンギ」という子はピングーのガールフレンドとのこと!バレンタインプレゼントを渡したこともあるとは驚きでした。

次へ進むと、アニメ映像と、そこで実際に使われているクレイ人形が展示されていました。人形や背景も近くでじっとみていると、すごく凝っていて、「これをすべて手作業でつくっているのか・・・」驚きっぱなし。最初のプロトタイプという貴重な映像も見ることができました。

次のブースでは、アトリエでの映像を見ることができました。ピングーの頭一つをつくるために、型に粘土を押し込み、取り出した後は余分な部分を切り取り、ピンセットで目をつけて・・・。自分の知っているピングーがだんだんとできあがっていく様子はとても面白かったですし、一つの顔をつくるのにこれだけの工程を踏んでいるのかと思うと頭が上がりません。
そんな動画の横にはピングーの顔が壁一面に飾られていました。怒っている顔や泣いている顔、驚いている顔など、ピングーの表情の七変化に癒されました。また、ピングーの動きを解説したコーナーも。ピングーの変幻自在な動きは、一つひとつの瞬間をクレイでつくっているので滑らかな動きになっているんですね。

次に足を進めると、最新のピングーの映像作品が。「pingu in the city」という名前で、舞台も白い氷の村から都会の街へ。ピングーが花屋さんやサッカー選手などさまざまな職業をお手伝いするストーリーになっているそうです。この作品は3DCGということで、今までのものに見慣れていた私はちょっと見慣れませんでしたが、こちらも変わらずピングーが画面を所狭しと走っていたり、クルクル表情が変わっていてかわいかったです。

最後には自分の身長を超えるほど大きなピングーが。こんな巨大なピングーに出会うこともないので(笑)、いろんな角度から写真を撮ってみました!この展覧会ではさまざまな角度からピングーについて知ることができ、より好きになれて良かったなと思います!


■ピングー40周年スペシャルサイト
ピングー展の公式サイトです。サイトの背景にひらひら舞う紙吹雪がとてもかわいいです!

■Kawaii Characters JAPAN
松屋銀座で開催されたピングー展のレポート。中の写真がたくさん掲載されています。

PHOTO
▲ピングーに出てくる仲間たちの紹介ブース。今まで知らなかったキャラクターもいて衝撃を受けました(笑)。
▲巨大なピングーのイラスト。なんだか寝ている姿のピングーって貴重な気がします。
▲さまざまな顔をしたピングーが並んだゾーン。くるくる変わる表情がピングーの愛らしさの一つですよね。